30代メンズファッション!ジャケットスーツと私服のギャップ萌え…?

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30代メンズファッション!ジャケットスーツと私服のギャップ萌え…?

 

「佐藤さん…ですよね?」

 

後ろから声をかけられ、振り返った瞬間私は絶句した。全身真っ赤な物体がそこにあったからだけではない。1週間前、私は経営者の集まる異業種交流パーティーに参加した。彼氏とはマンネリだったため、少しは出会いも期待しなくはなかった。そこで声をかけてきたのが、星田さんだった。ストライプのスーツを着こなし、パーティーを仕切る彼はとてもかっこよく見えた。 「次回、良かったら2人でお茶でもしませんか?」とのお誘いを受け、目一杯おしゃれをしていそいそとでかけたのだった。しかし、目の前にいるのは、スーツでびしっときめた彼とは全く違う、赤いTシャツに赤のジーンズ、赤のスニーカーに赤いバンダナを頭に巻いた、全身真っ赤な物体であった。

 

彼の今日のラッキーカラーは赤なのだろうか…?それとも、何かのイベントの帰りだろうか。聞くこともできず、少し沈黙が続いた。

 

「とりあえず、近くのカフェにでも入りましょうか。」
待ち合わせは人混みの新宿駅だ。田舎から出てきた私が迷わないよう、あえて目立つ服装で来てくれたのかもしれない。ポジティブに考えないと、この状況を楽しむことはできない。駅近くの喫茶店に入ると、彼は開口一番、 「いやー、今日はバイトのあとそのまま来たんで…」と、一言。やはり仕事の制服だったのだろうか。…ん?待てよ、バイト? 「星田さん、確か会社を経営していらっしゃるとか…?」

 

30代の星田の目が輝いた。 「いえいえ!あの異業種パーティーでは経営者が集まるので、いろいろな人とつながりを持ちたくて名刺交換させてもらってたんですよ!僕今、起業準備中なんです!」つまり、彼は経営者でもなんでもなく、アルバイトをしながら異業種交流パーティーに参加し、名刺交換をしているとのことだった。経営者じゃないんかい!との言葉をぐっと飲み込み、 「それは素晴らしいですね。ちなみにどんな職種で起業を考えていらっしゃるんですか?」と聞くと、

 

待ってましたと言わんばかりに、 「アパレルですよ!!僕、前からファッションに興味があったんで、僕のデザインした洋服をいろんな人が着てくれたら最高だなぁ。」そう言ってオレンジジュースを飲みほした。あなたには無理だよ、という言葉ももう一度飲み込み、伝票をスッと掴んでレジへ急いだ。30代メンズファッションとはTPOも必要だし空気も読めないと悲惨なのである。